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「さとり世代」

今年はエルニーニョ現象により冷夏予想が出てますね。

東京の夏はとにかく蒸し暑いのでうれしいことですが

景気には若干影響が出そうですね。

 

最近、会議が多く色々な方とお会いする機会が増えます。

 

30代前半のベンチャー企業の社長さんから

70代のITコンサルタント会社の社長さんまで

幅広くお付き合いさせていただいております。

 

やはりそこで感じるのがジェネレーションギャップ。

 

その時々の時代環境が影響しているようですね。

 

当社はIT企業なので、20代から40代で平均35歳前後です。

 

世間から見れば若い会社ですが私46歳と26歳の社員ではやはりジェネレーションギャップがあります。

 

私は「新人類世代」と呼ばれ

20歳代は「ゆとり世代」、「さとり世代」と呼ばれているそうです。

 

さとり世代?・・・・

ネット社会で情報が簡単に入手できるようになり

世の中のことを若いうちに悟ってしまうようです。

 

確かに。

 

先日の”ホンマでっかTV”で

「現代は大きな図書館の中で生活している」。

と、偉い先生がコメントしていたのに納得しました。

 

しかし、情報が簡単に入手できるのはいいのですが

情報の信憑性への判断力を養う必要もあります。

 

誇大な表現や、誤った情報、嘘や偽りの情報もあります。

 

マスコミは嘘にならないギリギリの表現で気を引こうとします。

 

「一世帯当たりの平均貯蓄は1739万円!」

 

総務省から発表された情報です。

嘘も偽りもありません。

 

これだけの情報だと失望感を抱く人も多いのでは。

 

でも実際には、サンプル数が少なすぎる。

(5000万世帯中のたった9000世帯)

年代で大きく貯蓄額が違う。

(30代、40代では貯蓄より負債のほうが多く、60歳以上は2000万以上の貯蓄)

持っている人は持っている。

(0.3%(1000人に3人)は億単位の貯蓄がある)

などなど。。。

 

この調査の意味もなく、公表する価値のない情報です。

 

しかし、この情報を利用する人もいます。

「世の中の人はみんなお金持ちです!」

「お金を増やすために投資をしましょう」

「簡単に儲かる方法があります」

などなど。。。。

 

はっきり言って、楽して儲かることなどない。

 

まあ、お金だけが人生すべてではないので

自分の身の丈に合った生活をエンジョイしましょう。